94年版

浜松凧揚祭研究会

2014年03月12日 01:20



1994年版のパンフレット表紙です。

 同じ千歳町の凧ですが、表情というか顔つきがだいぶ異なりますね。

 表紙にもあるように、1994年=平成6年は、アクトシティが完成した年。


 現在のアクトシティ一帯は、国鉄浜松駅に併設されていた貨物駅で、たくさんの線路があった区域。

 貨物駅が現在の西浜松駅(森田町)へ移転し、浜松駅での貨物取り扱いを廃止したのが1976年(昭和51年)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E6%9D%BE%E9%A7%85
(Wikipedia「浜松駅」、同ページに1975年と88年の空中写真があります)


 以降、空き地の駅よりは平地の駐車場として利用されておりましたが、大規模な跡地利用によりアクトシティができたわけです。

 並行して、隣接する東地区の区画整理も実施され、街並みは歴史的にも、周辺の空間とも断絶してしまった観があります。


 凧まつりも、80年代以前の素朴さが急速に失われつつあった時期でした。



              (善)

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