2012凧まつり①
こんばんは。
忘れていましたが、当研究会のこのブログ、開設したのが昨年5月2日だったのですね。
われながら、こんなに続くとも思っていなかった・・・と言えば嘘っぽいですが。
こういう仕事やビジネスでないブログなんかは、休みの日の朝とかに更新していれば、バババババッとアクセス数も伸びたりするのでしょうが、諸事情で、深夜になるケースが多いのであります。
そして、今宵も非効率・不健康な時間となりました。
今年も、いろいろな場面が4日間のうちにたくさんあったわけですが、印象に残った風景やらを、脳細胞から取り出していこうと思います。
(といっても、組長でありましたので、祭を見物する余裕はほとんどありませんでした)
今年のイチバンはコレ。山下町子供連。
タダモノではないな、とここ数年、注目していた町内ですが。
小学生が凧場で凧揚げてるの。
揚がった凧(安定した凧)の糸を、子供らに握らせている・・・というのはどこの町内でもよくある子供凧揚げ。
ハッキリ言って、揚がった凧の糸を並んで持つだけなんて、30年前の私にはタイクツでつまらん行事でした。
でも、今年の山下町。風が強いのをいいことに、1帖(推定)を、小学生に揚げさせていたの。
揚げている子供らも大人顔負けの気迫。
「前いけー」とか、「ガラッ」とか、「引け引けー」とか、10人くらいで交互に声かけ合って揚げてるの。
いやー。
ワシャ、凧まつりが形骸化していく中で、ほんとにしっかり考えていないと、こういうことはできないことだと思うのですよ。
目まぐるしく世の中が変化する中で、技術を伝承させる、祭を正しく伝える、というのがどれほど困難なことか。
それをワシの頭の中で思うのは簡単。
町内の共通理解ができていなければ、実行はできません。
浜松も捨てたもんじゃないな。
安っぽい言葉ですが、感動してしまったのです。最終日の疲れもあったとは思いますが、ワシの涙腺はゆるんだ。
(善)
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