「22時終了」とは
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、ずいぶん活動が鈍ってしまいました。本年はもう少し時間を取れればと願っております。
昨年11月頃に、ブロック会議が召集され、各ブロックを通じて終了時刻の問題についての検討がなされたものと思います。
「22:00に終了せよ」という話ですね。
現時点での、現行の「浜松まつり」下において、喫緊の課題となっているものと思います。
以来、仕事などでお会いする方々からも、いろいろの質問などをされます。
なんで皆さんそんなに関心があるのかといえば、22:00に終了することなど、今までの慣例から考えて不可能だと思っているから、なんだと思います。
実際、屋台を21:00に曳き終った(屋台小屋に到着した)として、格納して、子供連にお菓子を配って、照明を落として、余熱を開放して・・・と作業していくと、どんなに頑張っても21:30。
そこから、初練り、町内廻りとなると、1軒だけ行って帰ってきたとしても22:30にはなってしまうでしょうね。
そういう、現実的な運営の方法と、規制(許可制限)とが、ぶつかってしまっているから関心を向けざるを得ない、ということであります。
この、屋台を終了してから初練へ赴く、というのは、戦前の「凧揚まつり」の頃もそういう形だったといいますから、古くから開催している地域では、それなりに根付いたおまつりの形態なのでありましょう。
この件では、色々な方々からいろいろなご意見を伺いました。
私も含めて、みんな言いたいことや提案したいことがいっぱいあるのであります。
もっと時間をかけて、町内でも各ブロックでも、横のつながりの中で大いに議論をして、どこに一致点を見いだせるのか、丁寧に検討をしていく必要があります。
浜松の人が、浜松のまちのありかたについて、これだけ関心を持っているのですから、これを大事にして、よりよいまつりのあり方、地域のありかたと模索していくことが、「地域自治」の観点からも重要です。
まずは、町内、そしてブロック、いろいろなところで、じっくり議論をしていける、「場」と「時間」を設けていくべき・・・だろうと、思います。
2014年 正月2日
(善)
年頭からカタくてすみません。
(パンフレット『79浜松まつり』より)
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