報告(第4回)④
桃の節句も過ぎてしまい、ただいま3月4日の晩。
2カ月後は5月4日の晩だよ。早いなぁ。
幼少の頃は待ち遠しくてしょんなかったですけどね。
さて。
先月の第4回報告会、テーマは「凧合戦」。
このブログのカテゴリーにも設けましたよ。
なのに提灯の写真とは。
凧揚祭は凧合戦がメインの祭。
浜松の凧の特徴は、絵のことでいうと、各町内ごとの印が定まっているところにある。
初凧の家紋と名前は、図案上、凧印程の重要性はない。家紋と名前がなくても、凧印が描いてあればよい。
逆に、家紋と名前だけで、凧印なしというわけには絶対にいかない。
つまりそれは、凧合戦を通じた町内対抗戦、という本質が、脈々と流れているからである。
凧印に用いられる図案は、法被にも提灯にもそれぞれのアレンジで表現されている。
だからこうして、複数を集めて眺めるのが面白い。・・・はず。
よそとの違いこそ、「対抗戦」の本質だからである。
この中に自分の組が載っていると、「よしよし」と心の中で安堵し、載っていないと凄く残念。
対抗する同じ土俵に居たいのである。
(善)
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