高校生諸君へ

浜松凧揚祭研究会

2012年03月22日 00:45

2つ下の「naka2」氏の記事で思い出しましたよ。

http://takoken.hamazo.tv/e3521602.html

 1991年、市制80周年の10帖、可美村編入記念の8帖とならんで、高校総体開催記念の6帖がありました。



 当時、高校生は参加禁止の対象でした。

 そして私は高校2年生でした。


 ・・・あの時はアタマに来ましたね。

 高校生は参加禁止のままで、高校総体開催記念の凧を高校生に揚げさせたのでした。正確には揚がった凧の糸を持たせて、ワッチョワッチョ言わせたのでした。


 当時、凧の揚げれた高校生として、どれだけ馬鹿にされた屈辱的な気分だったことか。だってどう見たって凧揚げのシロウト。おまけに法被ではなくジャージ姿。


 その時の本部や学校側のタテマエ(つまり言い訳)。


 開会式前だから、「まつり」じゃない。学校行事としてその場にいる。法被も着用していない。


 ・・・さらにヤッキリこいちゃうの。


 ほんじゃ、開会式前なら前夜祭や開会宣言の花火まではワシゃ法被着てていいのか??ん??

 学校行事ならよくて、町内行事じゃいかんのか???。


 つまり、町内=地域社会も馬鹿にされていたということ。


 そして1993年、私が高校3年間を終えたその年、高校生は約30年ぶりに参加「解禁」になったのでした。


 「解禁」って。

 高校生は鮎じゃないぞ。


 しかも自由ではなく、学校長の許可、自治会長の承認。つまり現在の高校生参加の形式が、この1993年から始まったのでした。

 学校長の許可で参加してもよい。


 登校から下校までの時間、学校の規則に従う、これは理解できますがね。

 放課の後の時間まで、それも休みの日まで、何故、学校長の許可が要るの??


 凧揚祭に携わるということが即ち「高校生という身分に相応しくない」ということなんでしょうね。

 学校長の許可の範囲なら可。フザケナサンナ。


 かくして高校生は、「学校長の許可、自治会長の承認」という条件付きで限定的に参加が認められた、そういうことになるわけですが。


 本来なら、ツベコベ言わずに、本人と当該町内の自主性に任されるべきものであります。


 現代の高校生諸君。自分の置かれた「位置」を、論理的に、しっかり認識していただきたい。認識すべきであるのだよ。


           (善)



 思えば、これがワタクシの凧揚祭研究の第一歩だったかもしれません。





  (ワシャ凧場で法被も着ずに糸を持つ方が、ある意味「犯罪的」に思いますがね・・・)

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