よくぞお気付きで
こんばんは。
亀山町の法被の腰柄の件。
さくざやま様よくぞお気づきで。 ちなみに「さくざやまさん」=「作左山さん」(同一人物)ですね?。
そこで検証。亀山町。
これ現行の法被。
腰の「山」の字が、「山路」形に並んでおります。大/小、あるいは上/下で2種類あるんですね。
コチラが1928?年の『濱松の凧』。
この絵を見る限りは、同じ形の「山の字菱」が「山路」形に並んでいる。
・・・うーん。
私、昨日の記事を書き込みながら、ご指摘のこの点については気づいていました。
当時の「小田工芸社図案部」が、かなり精巧な作画をしているのは、現物と比べてもわかりますね。
大紋の「亀」の字が、亀の姿に描かれている・・・という図案の面白さは先の「公開報告会」の中でも指摘しましたが、当時の小田工芸社図案部も、そこは理解していたとみえますね。
ただ、腰柄については、脳裏の印象で描いたんじゃないかなー。と思ったわけ。
実際は、当時から現行の大小の「山」の字の山路形の腰柄だったんじゃないかなーと。
戦前の本物の法被の登場が期待されます。
(善)
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