2018年は

浜松凧揚祭研究会

2017年12月31日 21:59

本年は、例年にもまして忙しく、当研究会の活動はほぼ皆無。


 そんな中、唯一と言って良いのが戦前の法被との遭遇と保存。



 市内某所の方から、下記2点をご提供いただきました。



 新町の戦前の法被。



 松江町の戦前の四つ身(子供用)の法被。


 いずれも藍染でした。


 子供連でも青年でも、現在の「黒」のルーツは藍染だったのだと、確信を深めてしまいます。



 さて。


 「浜松まつり」の名称は1950年(昭和25年)。

 その年に発足した「浜松まつり本部」と戦前からの組織「浜松連合凧揚会本部」が以降20年間並立。

 1970年(昭和45年)に連合凧揚会本部は解散し、「浜松まつり本部」傘下の「凧揚部」となりました。


 2011年(平成23年)の「中止」を経て、

「浜松まつり本部」は「浜松まつり組織委員会」に、

「凧揚部」は「企画統制監理部」に、

それぞれ名称を変更しています。


 つまり、現行の体制は、1970年に成立し、2012年に一部改変したもの、ということになりましょう。



 「22時に終わる」とかなんとかの目先の課題もありますが、その根本の部分、本質についての議論が、もっと広く沸かなければいけないように思います。

 一部ではそういう議論が始まりつつあるとも聞いています。


 長い時間がかかるものとは思いますが、「あるべき姿」を共有できればと、心より思います。



 明年は、もう少しだけ、こちらの活動にエネルギーを回せると良いのですが。

 無理のない形で、時として無理をしつつ、頑張りますよ。



          (善)

関連記事