鬼板・懸魚
屋台を正面から見たとき、屋根の上と下に彫刻がついています。
唐破風(からはふ)の上に乗っているのが鬼板(おにいた)。
唐破風の下についているのが懸魚(げぎょ)。
↓こちらの記事の写真の軒唐破風の鬼板・懸魚、どちらも龍ですね。
http://takoken.hamazo.tv/e4227148.html(「屋台の彫刻」2月6日)
コチラの絵で言うと・・・、
左の「大唐破風造り」では、二層(上層)に鬼板と懸魚が各1枚(黄色)、一層に各1枚(橙色)。
右の「入母屋軒唐破風造り」では、一層の造りは左の絵と同じですが、二層に鬼板は2枚。
軒唐破風の上の鬼板(橙色)と入母屋破風の上の鬼板(黄色)、です。
屋根形状に伴って、彫刻も入り方が変わってくるわけです。
(善)
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