「浜松まつり」か「凧揚祭」か
あちこちで、凧揚祭/浜松まつりでの言葉の問題が取り上げられている(気がしている)ので。
私、基本的に「浜松まつり」は用いません。
というと語弊がありますが、たとえば町内の挨拶なんかの時や回覧板の文書を作るときに、町内が執り行っている行事については「凧揚祭」で統一しています。
「松江町凧揚祭のごあんない」などというわけです。まちがっても「松江町浜松まつりの…」とはいいません。
もちろん、浜松まつり本部という組織や、パレードやまで含めたイベントとしては用いますが。
実際問題、「浜松まつり」とは、「凧合戦」「屋台」「吹奏楽パレード」「郷土芸能」「やら舞歌」…(以下略)…の様々な幅広いイベントすべてを包括する名称なのであります。
「浜松まつり」の名は1950(昭和25)年についたもので、従来の各町内による「凧揚祭」に広告カーニバルなどの産業PRイベントなどを加えて“改称した”とされてきました。
この時に、「凧揚祭」+各種イベントで=「浜松まつり」としていれば、まだ理解しやすかったのでしょうが、「凧揚祭」の名称は(表向きは)消滅して、「浜松まつり」の「凧合戦」と「屋台引き回し」になり、…以下省略…であります。
(善)
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