8月15日

浜松凧揚祭研究会

2013年08月15日 12:35

今年も「8月15日」となりました。


 当たり前ですが毎年やってきます。


 8月15日は「終戦の日」とされております。

 68年前の1945(昭和20)年の8月15日正午に「戦争を終わらせるよ」という趣旨のラジオ放送を流したことに因んでいます。

 このラジオ放送を「玉音放送(ぎょくおんほうそう)」といます。

 時の天皇(昭和天皇)が終戦の詔書(戦争ノ終結ニ関スル詔書)を自ら音読した放送だからです。



 この時を機に、日本軍は停戦(一部戦域ではこの後も戦闘があったと聞きます)。

 ですが国際的には第2次世界大戦終結は同年9月2日とするところが最も多いそうです。降伏文書(休戦協定)調印がされた日だからですね。


 沖縄では6月23日だそうです。

 沖縄出身の方から

「コッチ(本土)は8月15日みたいですね。ぼくらは6月23日ですけどね」

と伺ったことがあります。

 沖縄戦が終結したのが6月23日なのだそうです。



 戦争体験者には言うまでもなく色々な思いが去来する機会なのだと思います。

 戦争を経験していない世代としては、なんだか夏の年中行事のようになってしまっている感もあり(実際、このブログでも毎年指摘してしまうわけですが)、それでも、戦争の前と戦争中と戦後と、大きく社会が変った(地域社会や凧揚祭のあり方も含めて)「歴史的事件」を思い起こす日として毎年過ごす次第です。





 5日間の夏季休暇の最終日でもあるわけですが、ようやく読みかけの本を読み終わりました。



前泊博盛(編著)『日米地位協定入門』 創元社、2013年
孫崎 享 『戦後史の正体』 創元社、2012年
孫崎 享 『アメリカ潰された政治家たち』 小学館、2012年


 なかなか考えさせられるところが多々あります。



            (善)

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