『浜松凧あげまつり』1984年②

浜松凧揚祭研究会

2014年01月15日 00:43

私が当時夢中に読みかじった『浜松凧あげまつり』。

 この本が、どんなだったか、少々ご紹介します。


 1984(昭和59)年当時の凧揚げ参加83町が、1ページごとに紹介されています。


 こんな感じ。

 

 五十音順なので相生町から始まって次が浅田町。



 1メージの内に、町名、写真3枚、紹介文およびその見出し。

 写真3枚はその1984年の3日間の内に撮影されたもの。

 紹介文も凝っていて、

①浜松駅を基点とした位置
②町名の由来
③歴史
④凧印の解説
⑤参加人数や世帯数、揚げた凧の枚数など

が、簡潔に記載されております。当時の小学4年生にも読めました。

 全町必ずしもこの構成ではないにしても、ほぼ同様の内容で、ちょっとした郷土誌を読むのと似た趣きがあります。

 内容は、いささか疑問に思うところなどもありますが、そういうものとして受け止めれば良いでしょう。

 歴代のパンフレットのことを思えば、ずいぶん丁寧な作りであります。
 1町に1ページを充てること自体が大変珍しいことなのです。このまつりでは。
 規模の大きさ故と理解してます。


 なのに、残念なことに。

 著者不明なのであります。


                   (善) 

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