あの感動を・・・

浜松凧揚祭研究会

2014年01月19日 00:57

1984年は昭和59年。

 なんと今から30年前なんですね。わきゃァない、というわけです。


 
『浜松凧あげまつり』(1984年、静岡出版)より 中表紙。


 凧の地上からの距離・高さを見るに、開会式の煙火の直後でしょう。今まさに一斉に揚げ始めたところ。

 凧の揺れ具合、凧の張りの強さ、尾っぽの量、旗のなびき方などを見れば・・・、

 「こりゃ風ん強い日だな」と判るわけであります。

 「通」の方ならイッパツで判ります。


 この写真集があったおかげもあって、この年の記憶は長らく私の脳内に保存されておりました。

 さらにこの年、私は熱を出して、5月3日の凧場を休んだのであります。人生で一度きり、凧場に行かなかった日です。
 家の窓から1キロ先の上空の凧を目を凝らしては眺めたもんでした。イナカ育ちだったので。


 そういうこともあって、記憶に残る年なのですが。

5月3日 快晴      西風 強風(ど強い)
5月4日 曇のち晴れ  西風 弱い(テギかければ揚がるよ)
5月5日 曇り時々晴れ 南西の風 弱い(テギかけても腕次第)

 とまぁ、こんなように記憶が保存されております。

 なので、写真をみて、「これ3日だな」とか、わかっちゃうんですね。

 我ながらキチガイぶりを発揮してしまいます。



           (善)

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