戦後の凧まつり
ここしばらく、1961年(昭和36年)の凧案内『浜松まつり』を紹介しておりました。
この案内、当時の主催団体である「浜松連合凧揚会本部」および「浜松まつり本部」がどの程度関与して作られたものか、よくわかっておりません。
民間人である発行人が作ったものを追認しただけなのか、どちらかの本部の意向で発行人が作ったのか・・・。
つまり、資料としての信憑性も、どの程度か判りませんが、ここに掲載されている状況から推し量ると、以下のようになります。
凧揚げ競技 12:00~18:00 市内和地山町旧練兵場
屋台引回し 19:00~22:00 市内繁華街
(1-3日各町内、4-5日市内中央繁華街)
木遣道中 10:00~17:00 市内
広告カーニバル 13:00~17:00 市内
凧揚げと屋台は連合凧揚会本部管轄、木遣道中と広告カーニバルは浜松まつり本部管轄、と想像します。
凧揚が昼からというのは、ちょっと前までそうだったので驚きませんが、終了が18時とは。
この資料に、当時を知る人々の証言をプラスすると、今のまつりとは異なる当時の全体像が浮かび上がってきます。
(善)
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