屋台 屋根形状③

浜松凧揚祭研究会

2012年11月11日 09:28



 再登場。砂山町の屋台と中島諏訪町の屋台。(Naka2氏撮影、2006年)。

 二層入母屋(いりもや)の屋根と、二層切妻(きりづま)=大唐破風(おおからはふ)の屋根。


(はまぞう「最新記事」に掲載される画像を入れ替えるために、左を砂山町、右を中島諏訪町にしています・・・) 


 二層(上屋)だけですが、図にすると、こういう感じ。

 左が切妻(=大唐破風)、右が入母屋(入母屋に軒唐破風をつけたもの)。



 本体だけでは寂しかろうて、彫刻つけましたよ。上が鬼板(おにいた)、下が懸魚(げぎょ)。





 だんだん屋台らしくなってまいりました。



 ここでわかると思いますが、鬼板の数。

 入母屋・軒唐破風だと、それぞれに鬼板つくので・・・、




 二層だけで鬼板が2枚になるのですね。



 彫刻師も大変だ。



               (善)




 浜松の屋台には、そういう構造の複雑さがあるのでした。


 でんすけ殿、コメントありがとね。またボチボチ書いていきますよ。

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