二俣の屋台 横町叉水連

浜松凧揚祭研究会

2014年09月04日 01:00

二俣とは。

 浜松市天竜区二俣町二俣のこと。編入合併前は天竜市二俣町二俣。

 「年に一度のお祭り」は8月のこと。


 二俣・諏訪神社の梶の葉紋。



 諏訪神社へ通ずる道にはそこかしこに屋台の轍。




 二俣の屋台は、一層。つまり屋根が1枚。
 その中で、唯一の二層の屋台が横町「叉水連」(さすいれん)の屋台。

 コレ。

 1936(昭和11)年の作。三嶽駒吉による。



 この屋台、戦前の浜松の鍛冶町「か組」の屋台とそっくり。

山田有一編著『鍛冶町(か組)屋台と練り』(2003年4月)より、1933(昭和8)年、新築時の写真。

 棟梁は同じ三嶽駒吉。

 サイズはふた回りくらい二俣・横町の方が小ぶり。

 つまり、三嶽さん。1933年に鍛冶町の屋台を新築して3年後に、よく似た屋台をこしらえたのでした。


                 (善)



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