屋台の記事

浜松凧揚祭研究会

2023年05月01日 23:53


『静岡新聞』令和5(2023)年4月30日付15面

 馬込町の屋台、他の町へ譲渡するため、今年が最後の姿、という記事。




 馬込町の屋台は、戦後新築第1号となる昭和24年組。




 棟梁は小池佐太郎、彫刻師は早瀬利三郎という、浜松の屋台では「王道の」製作陣ですね。




 後面の蟇股(というか欄間というか)の五条大橋とか、いい味出してます。

 平成20年(2008年)5月4日撮影。
 五条大橋で薙刀持った弁慶とヒラリと舞う義経。




 昭和24年は5台が新造されたとの事(研究会調べ)。




 このへん、突っ込んで調べれば、もっといい記事かけたと思うのにね。





 そしてこちらは中沢町。

 『静岡新聞』令和5年(2023年)4月17日付18面



 土台を取替えて、各所の改修が完成したとの記事。




 「屋根に2体の龍の彫刻があしらわれている」




 これね。

 平成15年(2003年)5月、naka2氏撮影。




 唐破風と鬼板と懸魚が1枚の板から彫り出されているというスグレモノ。




 詳しくはこちらの方の解説。
https://asdk.sakura.ne.jp/hamamatsu/nakazawa/02.html









 この3年、凧まつりが満足に出来ない中にありながら。




 各組、それぞれに水面下で動いていたんですね。




             (善)

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