2012年07月08日20:44
生そば処≫
カテゴリー │変体仮名
先日、仕事で訪問した気賀の帰り。
龍潭寺前のおそば屋さん「曳馬野」にて。
現代に生きる数少ない変体仮名に遭遇。

(7月3日撮影)
「生そば処」(きそばどころ)ですね。「そば」が変体仮名ですね。

活字にするとこんな感じ。
「生そば」と書くよりもオシャレでしょ。
ちなみに字母(元の漢字)について申しますと。
平仮名の
「そ」←「曽」
「は」←「波」
変体仮名の
←「楚」
←「者」
(「そば」の漢字である「蕎麦」という字を崩した・・・というワケではないのでした)
(善)
「者」をなんで「は」と読ませるのか・・・。
龍潭寺前のおそば屋さん「曳馬野」にて。
現代に生きる数少ない変体仮名に遭遇。

(7月3日撮影)
「生そば処」(きそばどころ)ですね。「そば」が変体仮名ですね。

活字にするとこんな感じ。
「生そば」と書くよりもオシャレでしょ。
ちなみに字母(元の漢字)について申しますと。
平仮名の
「そ」←「曽」
「は」←「波」
変体仮名の


(「そば」の漢字である「蕎麦」という字を崩した・・・というワケではないのでした)
(善)
「者」をなんで「は」と読ませるのか・・・。
この記事へのコメント
「変体仮名」残しておきたい日本の文化ですね。
特に「可」なんて江戸時代は「加」よりもメジャーな文字だったのに……
>「者」をなんで「は」と読ませるのか・・・。
ハイ、むろん音読みでは「シャ」、訓読みでも「もの」ですね。
ではなぜ「は」なのか?
漢文(文語中国語)では「者」は語気助詞として使われることがあり、その際は係助詞「は」に相当するものとして訓読されます。その名残ではないかと。
特に「可」なんて江戸時代は「加」よりもメジャーな文字だったのに……
>「者」をなんで「は」と読ませるのか・・・。
ハイ、むろん音読みでは「シャ」、訓読みでも「もの」ですね。
ではなぜ「は」なのか?
漢文(文語中国語)では「者」は語気助詞として使われることがあり、その際は係助詞「は」に相当するものとして訓読されます。その名残ではないかと。
Posted by 漢文屋 at 2012年07月09日 20:08
漢文屋さま、コメントありがとうございます。
漢文で使うんですよね。高校時代のかすかな記憶にありました。
ご説明ありがとうございます。
漢文で使うんですよね。高校時代のかすかな記憶にありました。
ご説明ありがとうございます。
Posted by 善 at 2012年07月10日 10:57