2014年09月11日07:07
図案の法則 1凧印 (1)色 ①赤と紺≫
カテゴリー │図案の法則
凧印。
「たこじるし」と読みます。
浜松の凧合戦においては、各町内ごとに凧に描かれる図案が固定されております。
よその方に説明するときは、「世界各国に国旗があるのと同じように」という言い方をしております。
つまり凧印は各町内の結束・集団性の象徴であるのです。
その凧印。
凧印の色の基本は、赤と紺。
画像は、文書サービス編『浜松凧あげまつり』(静岡出版、1984年)より作成。
板屋町(輪繋ぎ)、佐藤中町(「さ」の変体仮名)
中沢町(「中」)
高林町(「た」)、船越町(「船」)
松城町(「マ」)、田町(宝珠)
東伊場町(「い」)、追分町(「追」)
鴨江町(「か」の変体仮名)、北寺島町(「北」)
紺屋町(「コ」)、栄町(「サ」)、中山町(「ナ」)
塩町(「し」の変体仮名)
伝馬町(「て」)
元魚町(「も」の変体仮名?(釘抜き?))、広沢町「ひ」
上記の、単色の凧は、赤地白抜きだったり、紺地白抜きだったり、白地に赤だったり、白地に紺だったり、基本的には4パターンの配色が作れるわけ。
紺屋町や伝馬町のように、紺地白抜きのみに限定されている組も中にはありますが。
赤・紺の2色を効果的に組み合わせたものも。
相生町(「相」「生」)、浅田町(「あ」「田」)
尾張町(「尾」「ヲ」)、鍛冶町(「か」に縞)、佐藤西南町(「さ」の変体仮名に藤)
東田町(「東」に宝珠)、常盤町(「ト」に輪繋ぎ)
早馬町(「は」に矢)、森田町(「モ」に縞)、東上池川町(「池」「川」)
元浜町(むかい波に「元」)
こちらも、赤/紺を逆に使ったり、白抜きにしたりする組と、相生町、鍛冶町、常盤町、東上池川町のように配色固定の組とある。
いずれにしても。
青ではなく紺色の深みがイイ。
基本は赤と紺です。
(善)
「たこじるし」と読みます。
浜松の凧合戦においては、各町内ごとに凧に描かれる図案が固定されております。
よその方に説明するときは、「世界各国に国旗があるのと同じように」という言い方をしております。
つまり凧印は各町内の結束・集団性の象徴であるのです。
その凧印。
凧印の色の基本は、赤と紺。
画像は、文書サービス編『浜松凧あげまつり』(静岡出版、1984年)より作成。
板屋町(輪繋ぎ)、佐藤中町(「さ」の変体仮名)
中沢町(「中」)
高林町(「た」)、船越町(「船」)
松城町(「マ」)、田町(宝珠)
東伊場町(「い」)、追分町(「追」)
鴨江町(「か」の変体仮名)、北寺島町(「北」)
紺屋町(「コ」)、栄町(「サ」)、中山町(「ナ」)
塩町(「し」の変体仮名)
伝馬町(「て」)
元魚町(「も」の変体仮名?(釘抜き?))、広沢町「ひ」
上記の、単色の凧は、赤地白抜きだったり、紺地白抜きだったり、白地に赤だったり、白地に紺だったり、基本的には4パターンの配色が作れるわけ。
紺屋町や伝馬町のように、紺地白抜きのみに限定されている組も中にはありますが。
赤・紺の2色を効果的に組み合わせたものも。
相生町(「相」「生」)、浅田町(「あ」「田」)
尾張町(「尾」「ヲ」)、鍛冶町(「か」に縞)、佐藤西南町(「さ」の変体仮名に藤)
東田町(「東」に宝珠)、常盤町(「ト」に輪繋ぎ)
早馬町(「は」に矢)、森田町(「モ」に縞)、東上池川町(「池」「川」)
元浜町(むかい波に「元」)
こちらも、赤/紺を逆に使ったり、白抜きにしたりする組と、相生町、鍛冶町、常盤町、東上池川町のように配色固定の組とある。
いずれにしても。
青ではなく紺色の深みがイイ。
基本は赤と紺です。
(善)