よくぞお気付きで

カテゴリー │法被

こんばんは。


 亀山町の法被の腰柄の件。

 さくざやま様よくぞお気づきで。 ちなみに「さくざやまさん」=「作左山さん」(同一人物)ですね?。



 そこで検証。亀山町。
よくぞお気付きで
 これ現行の法被。

 腰の「山」の字が、「山路」形に並んでおります。大/小、あるいは上/下で2種類あるんですね。


 コチラが1928?年の『濱松の凧』。 
よくぞお気付きで


 この絵を見る限りは、同じ形の「山の字菱」が「山路」形に並んでいる。


 ・・・うーん。

 私、昨日の記事を書き込みながら、ご指摘のこの点については気づいていました。



 当時の「小田工芸社図案部」が、かなり精巧な作画をしているのは、現物と比べてもわかりますね。

 大紋の「亀」の字が、亀の姿に描かれている・・・という図案の面白さは先の「公開報告会」の中でも指摘しましたが、当時の小田工芸社図案部も、そこは理解していたとみえますね。


 ただ、腰柄については、脳裏の印象で描いたんじゃないかなー。と思ったわけ。


 実際は、当時から現行の大小の「山」の字の山路形の腰柄だったんじゃないかなーと。



 戦前の本物の法被の登場が期待されます。
 

                 (善)



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この記事へのコメント
比べて見ると、なるほど同じ図案っぽいですね。
Posted by さくざやま at 2012年06月07日 14:39
まぁ解らないですがね。


 でも現在見ることのできる、いろいろな資料(証拠)から、あれこれ推理して当時の具体像を想像するのは楽しい作業です。
Posted by 善善 at 2012年06月07日 23:07
亀山の凧印は矢じりが現在の印と上下反対ですね。
Posted by Y at 2012年06月07日 23:32
>亀山の凧印は矢じりが現在の印と上下反対ですね。

おお、すごい。

今は「かめやマ」だけど
昔は「マやめか」っと、読んだからかね
Posted by nava@八まん連 at 2012年06月08日 00:52
いやー、それもわかりませんね。


 写真が未発達の時代でしたから、それこそ小田工芸社図案部の脳裏の記憶が頼りだったかもしれません。


 法被は個人所有を拝借して絵におこすことも出来ますが、まさか凧は借りないでしょうからね。
Posted by 善善 at 2012年06月09日 15:05
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