2012年07月19日00:26
変体仮名:塩町≫
カテゴリー │変体仮名
再びシリーズ変体仮名。塩町。
言わずと知れた昔っからの町内ですね。
(文書サービス編『浜松凧あげまつり』静岡出版、1984年より)
凧は変体仮名の「し」。
これ。
字母(もとの漢字)は「志」。
ちなみに「し」の字母は「之」。
そして法被の衿は
「しほ連」。「し」と「ほ」が変体仮名。
これ。
ところで。
「しほ」って何だ?・・・というわけで調べてしまいました。
(「研究会」ですからね)
「しほ」は「しお」の旧仮名遣い。
(旺文社『古語辞典 改訂新版』1988年 608頁より)
なるほどね。
「伝馬町」のふりがなを「てんまちゃう」と書いて「テンマチョウ」と発音するのと同じね。
「塩」に「しほ」とふりがなして「シオ」と発音するわけです。
(旧仮名遣い)
・・・ところが。
法被大紋には変体仮名ではなく漢字の「志」。
総柄も「保」の角字。
それぞれ「しほ」の変体仮名の字母(元の漢字)なんですよね。
つまり「志保」。
・・・珍しいなァ。
どうやって理解しましょ・・・。
(善)
言わずと知れた昔っからの町内ですね。
(文書サービス編『浜松凧あげまつり』静岡出版、1984年より)
凧は変体仮名の「し」。
これ。
字母(もとの漢字)は「志」。
ちなみに「し」の字母は「之」。
そして法被の衿は
「しほ連」。「し」と「ほ」が変体仮名。
これ。
ところで。
「しほ」って何だ?・・・というわけで調べてしまいました。
(「研究会」ですからね)
「しほ」は「しお」の旧仮名遣い。
(旺文社『古語辞典 改訂新版』1988年 608頁より)
なるほどね。
「伝馬町」のふりがなを「てんまちゃう」と書いて「テンマチョウ」と発音するのと同じね。
「塩」に「しほ」とふりがなして「シオ」と発音するわけです。
(旧仮名遣い)
・・・ところが。
法被大紋には変体仮名ではなく漢字の「志」。
総柄も「保」の角字。
それぞれ「しほ」の変体仮名の字母(元の漢字)なんですよね。
つまり「志保」。
・・・珍しいなァ。
どうやって理解しましょ・・・。
(善)
この記事へのコメント
やっちまったんでしょうか
Posted by 本多作左衛門 at 2012年07月19日 08:43
・・・わかりません。
どう捉えたものか。
なにか、どこかに理解の手掛かりがみつかるといいのですが。
コメントありがとうございます。
どう捉えたものか。
なにか、どこかに理解の手掛かりがみつかるといいのですが。
コメントありがとうございます。
Posted by 善 at 2012年07月19日 23:51
志しを保つ
じゃ、だめ?
じゃ、だめ?
Posted by d1c at 2012年07月20日 00:10
久々のネット登場ですね。コメントありがとございます。
ですが。
「志を保つ」と読ませる場合、漢文の訓読のような話になるわけですが。
たとえば。
「読書」を訓読するばあい。送りがなをふって、レ点で返して「書を読む」というように、動詞が先、目的語があと、と並びますね。
つまり。「保志」であれば「志を保つ」と訓読できるのですが。
まずい説明ですみませんが。
ですが。
「志を保つ」と読ませる場合、漢文の訓読のような話になるわけですが。
たとえば。
「読書」を訓読するばあい。送りがなをふって、レ点で返して「書を読む」というように、動詞が先、目的語があと、と並びますね。
つまり。「保志」であれば「志を保つ」と訓読できるのですが。
まずい説明ですみませんが。
Posted by 善 at 2012年07月20日 23:04
保志だと北勝海になっちゃいますね
Posted by sakuzaemon at 2012年07月24日 12:01
そーなんです。
その意味で、「保志」はいい四股名でした・・・。
その意味で、「保志」はいい四股名でした・・・。
Posted by 善 at 2012年07月25日 23:48