2012年12月29日00:05
詰組:千歳町≫
カテゴリー │屋台
すっかり年末らしくなってまいりました。
今朝は道も空いており、昼には道が混んでおり。
なんだ!自動車関連はもう長期休暇開始かっ!。という感慨(羨望)に浸ってしまいます。

1952(昭和27)年新築の千歳町の屋台について。
前回は、「柱の真上の位置に軒桁が乗っていませんよ。柱の芯から二手外に(手前に)出ていますよ」という内容でした。この組物のつくりを「二手先組」と言います。
さて、この二手先組。軒桁をせり出させているだけではありません。

Naka2氏撮影。(1987年頃)。向宿町屋台。
こちらの斗組(ますぐみ)と比べると。
こちら向宿町の斗組は三つ斗組。柱の真上の位置に軒桁が乗っております。斗組の三つ斗も、柱の真上だけに配置されています。
千歳町のは柱の無い位置にも斗組が乗っていますね。
こういう柱と柱の間の位置にも斗組が配置されている造りを「詰組」(つめぐみ)と呼ぶそうです。
千歳町の屋台は、二手先組が浜松初。さらに詰組も初。
いわゆる屋台史の画期とみなされる「画期的」な屋台のなのであります。
(善)
今朝は道も空いており、昼には道が混んでおり。
なんだ!自動車関連はもう長期休暇開始かっ!。という感慨(羨望)に浸ってしまいます。

1952(昭和27)年新築の千歳町の屋台について。
前回は、「柱の真上の位置に軒桁が乗っていませんよ。柱の芯から二手外に(手前に)出ていますよ」という内容でした。この組物のつくりを「二手先組」と言います。
さて、この二手先組。軒桁をせり出させているだけではありません。
Naka2氏撮影。(1987年頃)。向宿町屋台。
こちらの斗組(ますぐみ)と比べると。
こちら向宿町の斗組は三つ斗組。柱の真上の位置に軒桁が乗っております。斗組の三つ斗も、柱の真上だけに配置されています。
千歳町のは柱の無い位置にも斗組が乗っていますね。
こういう柱と柱の間の位置にも斗組が配置されている造りを「詰組」(つめぐみ)と呼ぶそうです。
千歳町の屋台は、二手先組が浜松初。さらに詰組も初。
いわゆる屋台史の画期とみなされる「画期的」な屋台のなのであります。
(善)