2012年

カテゴリー │「浜松まつり」諸問題

あけましておめでとうございます。


 波乱の2011年はとりあえず幕を下ろしました。


 今年は、ひとまず「凧」は開催されるでしょう。「浜松まつり」の「凧揚合戦」「屋台引き回し」という2イベントとして。


 凧揚祭の抱える問題は、「凧が揚げれりゃそれでいい」 というものではありません。

 今回、「中止」 を阻止できなかった 「制度」 の問題もさることながら、実は法被を着ている側の内面的な問題が大きいという事も認識せざるを得ません。

 早い話が、90年頃までは統一されていた各組の法被が、やたらに丈が長くなったとか、図案が改変されてバラバラになったとか、「一般参加」を受け入れすぎていわゆるシロウトばかりになったとか、結果、凧揚げもヘタクソ、練りも「すり足」がままならないとか。

 こういう話は、「制度」とは直接関係ありませんからね。

 よく 「観光化されたせいだ」 という議論がありますが、 「観光客を多く集めるために法被を長くしろ」 と通達されたワケではありませんから。


 細かい話ですが、我々が子供の頃に魅了された「凧まつり」を失わないために、一つ一つ感じられる 「問題」 を、 「違和感」 のレベルから見直して、 「凧揚祭」 とはどんな祭であったのか、各組の有志と「組」の枠を超えて考えていくことが、再建への道程であると、このように考える次第です。


 と、年のはじめからだいぶ理屈っぽいですが。微力ながら活動を続けて行きたいと思います。

 本年もよろしく願い申し上げます。


              2012年 元日の深夜  浜松凧揚祭研究会

2012年

                              (善)



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