2011年10月27日02:07
町名の話≫
カテゴリー │地名
先日、昼食に入った喫茶店で、野口町出身の方と偶然お会いしました。私の結婚披露宴の時の司会者さんです。
そこで話題に。
「今『新町』とか『松江町』ってあるの?」という話。
・・・むつかしい話だこれが。
ワシ 「地名としては無いですが、町内はありますよ」
その人 「へ??。じゃぁ今はなんていう地名なの?」
ワシ 「『中央3丁目』とか『中央2丁目』とか」
その人 「『新町』は何になったの?」
ワシ 「元の境界を無視して線を無理やり引いたから、『中央3丁目』=『新町』とかいう図式にならないんです・・・」
その人 「つまり?」
ワシ 「住民社会の単位としての『町内』と『地名』とを切り離して考えないと、混乱するわけです」
てな具合で。
区画整理をされて、アッチコッチに換地されたので、町内の境を跨ぐ事例が続出。国境線がモザイク状になったようなもの。
行政の都合で飛び地状の換地をしておきながら、「町域を飛び地にするのは不可」とか「道路を町の境にせよ」とかいうので、にっちもさっちもいかなくなった。
でもね。自治会は旧来のままとした、言い換えれば住民の社会の単位はそのまま、つまり、区画整理後も「松江町」も「新町」も「馬込町」も残った。
当然といえば当然。境界が少々複雑に入り組まされたところで、公会堂や屋台などの財産を合併することはできませんからね。
それに、どんなに飛び地になったとしても、所属する自治会は(よほどの地主でない限り)一つ。つまり境界は明確なのであります。
これが現実の姿。
赤が「町内」の境界。緑が「地名」の境界。
「中央3丁目」の地名の中に、板屋町と松江町と新町があり、「中央2丁目」の中に松江町と馬込町と野口町があり・・・。

実際、松江町と隣接している部分は正確ですが、他の事情は詳しくないので、塗りつぶした箇所に不正確な部分があるかと思います。ご容赦。それもこれも無理な「地名改変」のせいだ!!。
四方を松江町に囲まれた中に新町の家があり、四方を新町と馬込町に囲まれた中に松江町の家があり。
(善)
そこで話題に。
「今『新町』とか『松江町』ってあるの?」という話。
・・・むつかしい話だこれが。
ワシ 「地名としては無いですが、町内はありますよ」
その人 「へ??。じゃぁ今はなんていう地名なの?」
ワシ 「『中央3丁目』とか『中央2丁目』とか」
その人 「『新町』は何になったの?」
ワシ 「元の境界を無視して線を無理やり引いたから、『中央3丁目』=『新町』とかいう図式にならないんです・・・」
その人 「つまり?」
ワシ 「住民社会の単位としての『町内』と『地名』とを切り離して考えないと、混乱するわけです」
てな具合で。
区画整理をされて、アッチコッチに換地されたので、町内の境を跨ぐ事例が続出。国境線がモザイク状になったようなもの。
行政の都合で飛び地状の換地をしておきながら、「町域を飛び地にするのは不可」とか「道路を町の境にせよ」とかいうので、にっちもさっちもいかなくなった。
でもね。自治会は旧来のままとした、言い換えれば住民の社会の単位はそのまま、つまり、区画整理後も「松江町」も「新町」も「馬込町」も残った。
当然といえば当然。境界が少々複雑に入り組まされたところで、公会堂や屋台などの財産を合併することはできませんからね。
それに、どんなに飛び地になったとしても、所属する自治会は(よほどの地主でない限り)一つ。つまり境界は明確なのであります。
これが現実の姿。
赤が「町内」の境界。緑が「地名」の境界。
「中央3丁目」の地名の中に、板屋町と松江町と新町があり、「中央2丁目」の中に松江町と馬込町と野口町があり・・・。

実際、松江町と隣接している部分は正確ですが、他の事情は詳しくないので、塗りつぶした箇所に不正確な部分があるかと思います。ご容赦。それもこれも無理な「地名改変」のせいだ!!。
四方を松江町に囲まれた中に新町の家があり、四方を新町と馬込町に囲まれた中に松江町の家があり。
(善)