2015年もお世話になりました。

カテゴリー │「浜松まつり」諸問題

こんばんは。

 11月の屋台の記事を最後に、長らくご無沙汰しておりました。


 今年2015年は、私自身にとって大きな節目の年となりました。
 某家業を承継することとなり、そちらに時間を大きく割くこととなった次第です。

 凧も家業も、どちらも同じ人格が為していることですので、いずれは無理のない形で統合されていくのでしょうが、しばらくのあいだは並行した状態で進んでいくのだろうと思います。



 凧揚祭(たこあげまつり)を取り巻く社会環境は、私が子供だった80年代から比べて、本当に大きく変わりました。

 今また、現在進行形で変わりつつあります。

 ここへ来ての少子高齢化の流れは、凧揚祭を含むすべての地域の祭に確実に影響を与えていきます。 


 天竜区・二俣横町の祭参加休止はその序章なのかもしれません。

 浜松・東地区の各町内も、マンション世帯の新住民の数は、伝統的な旧住民の数をはるかに上回っております。

 中央地区にしても、居住して営んでいる地元商店は激減しています。


 祭の基盤である、地域社会が大変動をしているのですから、祭が変化しないはずがありません。

 祭という形が維持できなくなる場合もありうるということです。


 私自身も、地元の企業を継承し、あるいは地元松江町の地域社会を構成している者として、この変動期とどう向き合っていくかは、いうまでもなく大きな課題です。望むと望まざるとにかかわらず、向き合わざるを得ません。

 しばらくのあいだは、凧揚祭の制度である「浜松まつり」の体制も、紆余曲折があろうかと思います。


 浜松の一員として、全体社会の変動と、その中での浜松の変化を、しっかりと目撃していきたいところです。


 本年も、行き当たりばったりの当ブログをご覧いただきありがとうございました。


      (善)