郷土研究誌『遠江』

カテゴリー │凧揚会の前後

昨日ご紹介した「凧揚げ会の前後」という記録。


 郷土研究誌『遠江』に発表された報告です。

 『遠江』とは、浜松の郷土史家の団体「浜松史蹟調査顕彰会」が定期的に刊行している郷土研究誌。


郷土研究誌『遠江』
「浜松史蹟調査顕彰会」ページより(「賀茂真淵記念館」HP内)、「発行書籍の一部」の画像。
http://mabuchi-kinenkan.jp/info/info02.html


 今回、終了時刻の問題を考えるにあたって戦前の姿にヒントを求めたのですが、この「凧揚げ会の前後」は、『遠江』第5号に掲載されたものです。

 著者ご自身の戦前の浅田町での凧まつりの体験が、準備から当日、片付けに至るまでつぶさに描かれております。
 戦前の凧まつりの様子をうかがい知ることのできる、貴重な資料となっております。


 タイトルの「凧揚げ会」というのは、町内の青年組織としての「凧揚会」ではなく、凧まつりそのものの事。

 当時、「凧」は「まつり」とは一線を画されて認識されており、「まつり」と呼ばれておりませんでした。
http://takoken.hamazo.tv/e3083220.html(2011年6月29日より)


 こちらは、浜松市立中央図書館の2階の郷土資料室で閲覧が可能です。
https://www.lib-city-hamamatsu.jp/index.htm
(浜松市立図書館のHP)



            (善)
 



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この記事へのコメント
遅れること10年
昭和15年ころの文献です。
夜とは関係ないですが、「浜松名物 凧合戦」と呼ばれていたころの原風景を感じ取る事ができます。

http://hachimanren.hamazo.tv/e2955452.html
Posted by NAVA@八まん連NAVA@八まん連 at 2014年03月13日 00:27
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