変体仮名(法被)

カテゴリー │法被

凧印に変体仮名を採用しているものは数が限られていますが、法被にまで対象を拡げると、ケッコウ用いられていることに気づきます。

例えば法被背中の印(「大紋」と呼ばれるもの)

中山町の「な」
変体仮名(法被)



とか。

常盤町の「と」
変体仮名(法被)



とか。

さらに、法被の衿(えり)まで踏み込むと、変体仮名だらけ。


 変体仮名は、元の漢字(字母)の意味を無視して用いるという点では平仮名と全く同じですが、変体仮名の方がひとひねり効いているというか、形がいいからなのか。

 単に記号としてではなく、図案を楽しんでいるというか。そこに惹かれてしまったというか。

                           (善)



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この記事へのコメント
わが町名が出てて嬉しくて思わず初コメさせて頂きました(^^)

それぞれ「奈」と「登」ですね~

同じ浜松の凧キチとしていつも楽しく見させてもらっていますが、その熱心な研究ぶりに頭が下がる思いです。。。
Posted by ピチ男@ウサギ山 at 2011年08月11日 23:23
ピチ男@ウサギ山さま。

 コメントありがとうございます。

 中山町は、親戚が一軒あって、私にとって馴染みのある町です。

 中山町には、25年くらい前の一時期、茶色(えび茶色?)の法被がありましたよね。可能であれば拝見したいですね。
Posted by 善 at 2011年08月13日 18:55
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    コメント(2)